婚約指輪を頂いた時のこと覚えていますか?
本当に幸せで幸せで数えきれない程にリングケースを開けては眺めたり、眺めては着けたりしていた頃のことを。。。。
大切な婚約指輪。。。。
今でも幸せは沢山詰まっていますよね。
でも最近めっきり出番がなくなってしまったのはデザインが古いから?
もし洋服や今の自分のスタイルとのバランスがとれないほどのデザインになってしまったのなら思い切ってリフォーム(リメイク)をしてデザインを変えてみましょう!
もう一度、あの時の幸せなトキメキを思い出す事も出来るかもしれません!!
思い出せたなら。。。
それも素敵なことですよね。。
この記事でわかること
1.指輪などのジュエリーリフォーム(リメイク)とは
ジュエリーリフォーム(リメイク)とは、自分の婚約指輪や何年も前から使っていないジュエリーや、お母様や義理のお母様からもらった立爪の指輪などを今の自分のスタイルに合わせて作り直すことを言います。
単にサイズを直したり修理をすることではありません。
思い入れはあるけどデザインが古すぎたり汚れや傷が多くなりしてすっかり魅力を失った指輪。
ジュエリーを新たな地金や好きな宝石と組み合わせて作ったり、もとの指輪やジュエリーの素材を丸ごと使って新しいデザインに変える。
思い出の詰まった指輪をもう一度美しく蘇らせてくれるのがリフォーム(リメイク)なのです。
昔のままのデザインの指輪など着けていると服装やメイクなどには最近の流行も取り入れているのに手元だけが「あの時のまま」で。
すっかり時代遅れに感じてしまいますよね。
リフォーム(リメイク)することで指輪やジュエリーが蘇り、また新鮮な気持ちで自分を輝かせてくれます。
ジュエリーリフォーム(リメイク)にはセミオーダーとフルオーダーがあります。
1-1【セミオーダー】
セミオーダーとはすでに出来ている既製品の枠にメインの石を入れ替えるものです。
もともとの指輪本体は返却されるか希望すれば買取をしてもらえます。
価格もフルオーダーと比べるとリーズナブルな設定のお店が多く、お店側のもリスクが少ないのでセミオーダーを採用しているリフォーム(リメイク)専門店が圧倒的に多くあります。
予算が少なめの方は先ずセミオーダーを考えるのはいいかもしれません。
1-2【フルオーダー】
フルオーダーとは、セミオーダーのような既製品の枠は使用しません。
最初からデザインして好きなように作る事ができるのです。
デザインやこだわりを多く入れたい方におすすめです。
もともとの指輪本体は買取りや下取りをするお店と溶かして使ってくれるお店に分かれます。
お店によって聞き入れてくれる範囲が全く違うためお店選びに迷いがでるかもしれません。
大切なポイントは
※持っている素材を最大限に使い
※使えるもの
※使わなくていいもの
※使ったほうがいいもの
※使わないほうがいいもの
に、きちんと仕分けられコスト面でもできるだけお客様のために寄り添えるお店であるかを見分ける事です。
2.指輪リフォーム(リメイク)の流れ
セミオーダーもフルオーダーもリフォーム(リメイク)の流れは殆ど同じです。
フルオーダーのほうがデザイン画の確認をしたり途中経過を見るとこが出来たりと、足を運ぶ回数は多いかもしれません。
楽しみに足運べるので安心感もあり決しておっくうなことではありません。
2-1【セミオーダーの流れ】
※リフォーム(リメイク)したい指輪などをお店に持っていき自分の作り変えたいデザインを既製品の枠から選びます。
雑誌に載っているような有名店へ行く場合は予めそのお店の気になるデザインの画像を持っていくといいでしょう。
実際に見てみると随分イメージと違うこと場合があります。
脇石などが付いているデザインの場合は石の種類、大きさを選べる場合があります。
※枠が決まったらサイズを測ります。
その際にどんな風に着けたいのかを相談してください。
指輪のリフォームで「他の指輪と重ねづけをする予定」なら、少し大きめのサイズで作ってもらったほうがいい場合もあります。
※内側に小さな石や、刻印を入れる。
お店によっては有料、または無料のところがあります。
親切なお店は提案してくれますが、何も聞かれない場合もあります。
内側に石や刻印を入れる事を希望していれば出来るかも金額を含めて聞いてみましょう。
※注文した既製品の枠の在庫があれば数日で納品されます。
サイズが5号以下18号以上は納期までに時間がかかる事があるのと、金額も違うことがあります。
お店により多少の違いはありますがしっかり聞いておきましょう。
2-2【フルオーダーの流れ】
写真やパンフレット、インターネットの画像など具体的なイメージがある場合は来店時に持参しましょう。
頭の中でなんとなくイメージがわいていたらイメージを伝えて具体的にデザイン画を描いてもらいます。
お店によってサンプルが置いてある場合もあるのでイメージを伝え、たくさんのサンプルを試着してみましょう。
※見積もりがおおよそ予算に合っていたら注文します。
予算に合わない場合は相談することで予算内で出来るようにアレンジしてくれるお店もあります。
※希望のデザインと予算が決まったらリフォーム(リメイク)するジュエリーをお店に預けます。
※モデルを作ってもらえる場合もあるので、おおまかなデザインか確認できます。
どのお店でも行っているわけではありませんので、聞いてみましょう。
※納期はモデルの確認があった場合その日から3週間~2か月
確認がなかったら注文の日から1か月~3か月です。
中には期日を都合に合わせて最短で仕上げてくれるお店もあります。
何でも気軽に相談してみましょう。
フルオーダーの店舗は多くのワガママを体験しています。
ですから柔軟に対応してくれるお店もあります。
中にはフルオーダーをうたいながらセミオーダーに誘導するお店も多く存在します。
じっくり話を聞く事をおすすめします。
3.指輪リフォーム(リメイク)のメリット・デメリット
3-1【指輪リフォーム(リメイク)のメリット】
ジュエリーリフォーム(リメイク)のメリットは
※着ける事が少なくなりジュエリーケースにしまい込んでしまっている
※古すぎて人前で着けることが恥ずかしく感じだした
指輪やジュエリーがリフォーム(リメイク)することでまるで新品の様に蘇ることです。
大切な指輪を普段や特別な時にも着けられるようになり、その時の思い出などを含めて一層大切にできることが何よりメリットです。
デザインによってはとても豪華になり心が弾みます。
ジュエリーとしての価値もあがり、いつかの日か誰かに伝えていけるのも素敵ですよね。
3-2【指輪リフォーム(リメイク)のデメリット】
ジュエリーリフォーム(リメイク)のデメリットは
※「こんなデザインにしたい」と頭の中で考えていたものが、なかなかお店の人やデザイナーに伝わらない
※既製品の枠を見て決めたはずなのに実際に自分の指のサイズで自分の石で作ってみると想像したものと違う
作り直して欲しくなる場合もありますが、一度作ると必ず気に入らなくても受け取らなければなりません。
楽しみにお店に相談したはずなのに。。。
心にゆとりを持つためにはデザイナーやお店の人と頭の中に描いているものが一致しなくてはなりません。
デメリットをなくすためにはお店側がどこまで寄り添ってくれるのかをリフォーム(リメイク)される前に確認されて進める事が大切です。
4.指輪のリフォーム店の選び方
大切なジュエリーのリフォーム(リメイク)は不安や色々な疑問がありますよね。
先ずは基本的な事ですが「どんな質問でも丁寧な答えをくれるお店」が安心です。
専門的な事を分かりやすく丁寧に説明してくれるお店です。
また、デザインに感しても出来上がった時にデザインとして良くないと分かっていても制作してしまうお店があります。
理由を「お客様が希望したから」と言い訳するのです。
お客様が希望してもそれがかえっておかしなことになるなら、プロとしてより良い方向に提案するものです。
それができないお店は失格です。
そして、リフォーム(リメイク)することが決まり大切な指輪やジュエリーを預けていくわけです。
しっかりと預かりの写真を撮るなど、データに残すお店は安心です。
出来上がった後も指輪やジュエリーのメンテナンスを気持ちよく受けてくれるお店だとなお安心できますね。
作りっぱなしのお店も少なくありません。
これらの事を確認すると同時に丁寧さと親身さも大きなポイントになってきます。
5.リフォームできる指輪の種類
ダイヤモンドや宝石と呼ばれる石はほとんどがリフォーム(リメイク)が可能です。
しかし、傷がついていたり割れてしまっている場合はプロの判断が必要です。
プロであればしっかりとルーペでそのものを見てリフォーム(リメイク)が可能か否かの判断が出来ます。
指輪などのジュエリーの素材はプラチナや金(ゴールド)やシルバーがあります。
プラチナの種類も
Pt1000
Pt900
Pt850
とあり白色の金属で年月が経ってもほとんど錆びたり変色もしないという特徴があります。
結婚指輪や婚約指輪などで使われる事が多い素材です。
素材として溶かして使用する場合はPt1000・Pt900であればリフォーム(リメイク)に向いています。
また、ネックレスのチェーンなどはPt850などが使われることが多いのですが溶かして使用するには向いていません。
ゴールドも
K24
K18
K14
K10
という素材がよく使用されています。
その中でもホワイトゴールドやイエローゴールド・ピンクゴールドなどがあります。
溶かして使用する場合はホワイトゴールドやイエローゴールドが向いていて指輪などのリフォーム(リメイク)ができます。
シルバーは白色の素材で長い間使用すると黒く変色してしまうという欠点があります。
素材として溶かして使うことができません。
その他の合金でできたアクセサリーとよばれる物もそのものを使用してリフォーム(リメイク)は残念ですが難しいと思われます。
貴金属を溶かして使用できるお店は基本的には少数派です。
リフォーム(リメイク)専門店の大多数では古い貴金属を買取り、新たな貴金属を購入しなくてはなりません。
6.古い指輪は指輪にしかリフォーム(リメイク)できないの?
古い指輪からは指輪以外にピアスやイヤリング、ペンダントヘッド、ブレスレットなど自分の着けたいにジュエリーリフォーム(リメイク)ができます。
ただし、大きなダイヤモンドを2分割にしてピアスにすることも可能ですがかなりリスクがあります。
しかも費用が驚くほどかかる上かなり小さなダイヤモンドになってしまいます。
全くというほどおすすめしません。
中には2分割できますと言って小さいダイヤモンド2個にする変えるお店も存在しました。
安請け合いのお店は信用できません。
貴金属は変幻自在ですがダイヤモンドは宝石自体は決して変幻自在ではありません。
7.指輪のリフォームにかかるデザイン料とは
デザイナーがいる場合であってもデザイン料がかかるお店は少なくなっています。
しかし、デザイン料がかかるお店も存在しますので気軽に問い合わせてみましょう。
8.指輪のリフォーム方法まとめ
古い指輪などのジュエリーを新しくリフォーム(リメイク)するときは大切な指輪をお店に預けることになります。
安心してリフォーム(リメイク)をするためにまずは、自分の指輪やジュエリーがリフォーム(リメイク)に向いているのかをしっかりとカウンセリングして判断してもらうことです。
そのうえで好きなデザインや使用する環境などを伝えます。
また、宝石の品質など自分の分らない専門的な事も分かりやすくを伝えてもらい、どんなことでも聞いてしっかりと打ち合わせをすることが大切です。
予算に関しても考ていることがあれば伝えておきましょう。
ただし、自分の予算より高い金額と安い金額の提案ももらうべきです。
「あーしておけば良かった。」
「こーしておけば良かった」
と後悔しないためです。
仮に予算よりも高いものでリフォーム(リメイク)を依頼しても満足する出来上がりなら惜しくはありませんよね。
しかし、予算より安く出来上がっても満足しなければそれすらも惜しくなるからです。
是非、古い指輪やジュエリーを新しいデザインにしてして思い出ごともう一度輝かせましょう。