初めての指輪はどの指に着けたか覚えていますか?
何となく右手の薬指につけたりして。。。
そのような経験がある方は意外と多い気がします。
指輪といえば左の薬指。結婚していないから一先ず右で。。。とそんな感じで。
最近では人差し指や中指に指輪を着けているおしゃれ上級者の女性を多く見かけます。
しかし、中指にはどんなデザインの指輪が良いのかわからない女性も少なくありません。
中指に指輪を着ける事に少し勇気がいるからです。
中指に着ける指輪は思いっきったデザインを堂々と着けてみることをお勧めします。
そう!真っ赤なワンピースを着る気分で。
一度着け慣れると、どんどん指輪のコーディネートが浮かんできます。
中指に指輪を着けてから他の指輪をコーディネートするとジュエリーを着ける事が本当に楽しくなりますよ。
この記事でわかること
1.中指に着けるおすすめデザイン
結婚指輪や婚約指輪は左手の薬指に着けるのが一般的ですよね。
その理由は様々な説があるようですが古代ローマ時代「左手の薬指と心臓は一本の血管で繋がっている」と考えられていたことから愛の血管が心臓ににまでつながっているとされ「愛する男女の証」として結婚指輪を左手の薬指に着けるようになったとか。
このように左手の薬指だけではなく左右10本の指にはそれぞれ指輪を着ける意味があることをご存知でしょうか。
中指に着ける指輪は「ミドルフィンガーリング」と呼ばれ、ひらめきや直感の象徴だと言われています。
右手の中指に着ける指輪には邪気を払ってパワーを呼び込み、運気を味方につけることができるとされ、金運を高めるともいわれています。
また、左手の中指に指輪を着けると協調性が高まり円滑なコミュニケーションを図ることができるということで恋人、家族、仕事など対人関係で悩んでいるという人にはいいかもしれません。
そんなひらめきや直感を高めてくれる中指に着けるお勧めのデザインを世界5大ジュエラーと並ぶフランス パリのハイジュエラーブランド 「グランサンク」の中でも人気のBOUCHERON(ブシュロン)とCHAUMET (ショーメ)のデザインから考えていきたいと思います。
1-1【シンプルなデザイン】
中指は5本の指の中で一番長い指。
中指にシンプルなデザインの指輪を着けると更に指が細く長く見える効果があります。
1780年創業のハイジュエラー、ショーメの「ジョゼフィーヌ」コレクションはメゾンを象徴する優雅で洗練されたデザインです。
このコレクションのデザインソースは女性たちの夢のアイテム「ティアラ」。
その中で結婚指輪としても人気のエグレット バンドーリングは緩やかなV 字ラインが美しいデザインです。
中指に着けると緩やかなV字カーブがとてもエレガントで指を細く綺麗に見せてくれます。
結婚指輪として薬指に着けるのとは全く違った印象になるから不思議です。
エグレット バンドーリングはブリリアントカットのダイヤモンドをあしらったハーフエタニティリングで、ダイヤモンドとアコヤパールをあしらった華やかなデザインもまた中指を上品に輝かせてくれます。
1858年、ヴァンドーム広場にブティックを構えた最初のハイジュエラー、ブシュロンの「キャトル」コレクションもまた中指に着けるのには理想的なデザインではないでしょうか。
キャトル コレクション クラシックという結婚指輪としても人気の幅の細い華奢なデザインから、幅の広いタイプまで多くのバリエーションがあります。
ブシュロンを象徴する4つのモチーフを彫金師の卓越した技術で再現したキャトル ラディアント ダイヤモンドリング(スモール、ラージサイズ)。
スタイリッシュなデザインと力強いライン、そしてエレガンスを併せ持つこのリングはジュエリーの域を超えた彫刻の芸術といっても過言ではありません。
シンプルで、かつ存在感のあるキャトル コレクションのデザインは中指に単独で着けても、重ねて着けても斬新でスタイリッシュな雰囲気です。
これら2つのブランドから全く違うタイプのシンプルなデザインをご紹介しましたが、共通して言えることは細いタイプのものはシンプルさゆえに重ね着けが楽しめ、その美しいラインから指を細くすっきりと見せてくれるということ。
また、幅の広いものは、それだけで存在感があり、素材、デザインの良さからも飽きがこず、どんなシーンでも身に着けることができるため、中指には適していると言えるのではないでしょうか。
1-2【ボリュームがあるデザイン】
ボリュームのあるデザインも長い中指にはとてもよく合います。
ショーメ「ジョゼフィーヌ」コレクション エグレットリングは中央のペアシェイプカットのストーンの輝きが美しいコレクションです。
中央のストーンは、アクアマリン、シトリン、アメジスト、ガーネット、ペリドットの5種類とパールやブリリアントカットのダイヤモンドもあります。
中央のストーンとその周りに配された上質のダイヤモンドとの共演が美しい洗練されたデザイン。
このジョゼフィーヌ エグレット リングも重ね着けを楽しむことができます。
ブシュロンからは少し個性的なアニマルデザインをご紹介しましょう。
ブシュロンのアニマルコレクションは独創性にあふれ、それぞれの動物にはストーリーがあります。
体の模様や目、表情をダイヤモンド、バライバトルマリン、サファイヤやエメラルドなどで表現したアニマルコレクションは、まるで芸術作品のような美しさです。
その中で中指に着けても、人差し指に着けても華やかでキュートなエリリン リングはフランスでは幸運のシンボルとされているハリネズミをモチーフとしています。
ハリネズミの太めで丸みのあるボディとトゲをブシュロンを代表するモチーフ「クル ド パリ」が鏡のような輝きと煌めきで表現した、大人の女性にこそ身に着けてほしい愛らしいリングです。
このようなボリュームのあるデザインの指輪を薬指に着けると、どうしても重みから外側に(小指側)まわってしまいがちですが、人差し指や中指に着けることにより、ある程度固定され美しく身に着けることができることも、中指に指輪を着ける楽しみの一つだと言えます。
1-3【華やかなデザイン】
中指に着ける指輪は、ボリュームのある華やかなデザインや女性らしい動きのあるデザインを選ぶと、とてもおしゃれで印象的になります。
絆を意味するリボンの結び目がモチーフのショーメの「リアン」コレクション。
その中でもリアン セデュクションはボリュームがあり、ショーメが得意とするパベェセッティングが堪能できる美しさにあふれたリング。
カジュアルシーンにもドレスアップ時にもマッチするモダンでスタイリッシュなリングは当然中指にもマッチします。
ブシュロンの「セルパンボエム」は不死のシンボル、守り神の象徴とされるセルパン(スネーク)をモチーフとしたコレクション。
その中でもセルパンボエム トワエモア リングは、ヘッドが重なり合うデザイン「トワエモア (あなたと私)」から絆を象徴しています。
セルパンの頭部を表現するヘッド部分はビーズ状に繊細に細工され、ペアシェイプカットの石の輝きを一層引き立てます。
そんなトワエモアの華やかで力強い美しさは、世界中の女性達の心を魅了して止みません。
上質なホワイトゴールドの輝きは、プラチナを思わせるほど上品で美しく、中指につけた瞬間、その輝きから肌のトーンが明るくなるのがわかるほど。
まさにブシュロンの芸術と言っても過言ではありません。
このような華やかで動きのあるデザインの指輪を中指に着けると気持ちまで明るく幸せな気持ちになります。
2.中指に着ける指輪は重ね付けで大人の印象UP!
大人の女性と言われる年代の女性はお気に入りのブランドやデザインなどが確立され本物を見る目も養われてきているはず。
そんな大人の女性に人気の中指に着ける指輪のデザインにはどんなものがあるのでしょう。
例えば、ショーメのティアラがモチーフの「ジョゼフィーヌ」コレクション。
勿論1本で着けても素敵ですが重ね着けすることにより表情の変化を楽しむことができます。
シンプルなハーフエタニティのエグレット バンドーリングを違う素材で2本3本と重ね着けしてみるとか、、、
エグレットリングの1本目のペアシェイプを上に向けて着け、2本目のペアシェイプは下に向けて着けてみると一本の豪華なデザインリングのようになります。
あえて違うカラーストーンを選んでカジュアルな雰囲気に。
また、パールとダイヤモンドの組み合わせは上品で落ち着いた雰囲気になります。
同じブランドや同じデザインでも違う素材のものを選ぶなどすればスタイリングの幅が広がり、楽しみも増えますよね。
ルールにとらわれず素材や石を自由に重ねて自分だけのスタイルに仕上げるのも大人の女性ならではの楽しみ方ではないでしょうか。
3.中指に着ける指輪のまとめ
指輪をスタイリッシュに着けるためにはどの指にどんなデザインが似合うのか、それぞれの指の特徴に合わせて指輪のデザインや大きさを選ぶことが大切です。
中指は5本の指の中で一番長い指です。シンプルなデザイン、ボリュームのあるデザイン、そして華やかなデザインなど比較的どんなデザインの指輪でも美しく着けることができます。
人差し指や小指は指の側面まで見える指です。エタニティタイプのものやアーム全体にデザインが施されたものがお勧めです。
親指もボリュームのあるデザインを着けるとモードな雰囲気になり素敵ですが、まだまだ親指に指輪を着けることに抵抗があるという人も少なくないようです。
しかし、左右10本の指輪を付ける意味を考え、どの指にどんなデザインの指輪を着けるかを考えるとなるともうどうしたらいいのかわからなくなってしまいますよね。
大切なことは、全体のバランスと着け心地。
特に中指に着ける指輪は隣の人差し指や薬指にも指輪を着けるとなると指輪同士が当たってしまい、傷がついたり、圧迫感を感じてしまうことがあります。
それでは楽しむどころか、逆にストレスになってしまいますよね。
人それぞれ顔かたちが違うように指の長さも指の付き方も違います。
まず自分の手指の形や特徴を知ることが大切です。
そのためには、たくさんのデザインの指輪をできるだけ試着してみることが不可欠です。
同じデザインでも素材が金とプラチナでは全く印象が違ってきます。
たくさん試着していく中で自分に似合う指輪のデザインに改めて気が付くことも珍しくありません。
中指に着ける指輪は直感力を高め、総合的な運気をアップ、協調性、人間関係を円滑にしてくれる。
こんな最強のパワーがある指輪探しに出かけてみるだけでも運気が上昇しそうですよね。