一生に一度の婚約指輪の選び方で後悔しないためのアドバイス

「婚約指輪」「結納」「結婚」という言葉はとても厳かな響きですよね。

何と言ってもお互いの人生を預け合う訳ですから、自然とそう感じるのかもしれません。

婚約指輪は月に一回渡すものではありませんから渡すことに慣れている男性はあまりいません。

ですから不器用でいいのです。

意外と良い思い出になりますよ。

お付き合いを始めて4年。きっと今年は念願のプロポーズ!そんなカップルのお話。

その年の誕生日に念願のプロポーズをしてもらった彼女は嬉しくて眠れなかったそうです。その後に婚約指輪を一緒に選ぶため二人で宝石店へオーダーをしに行きました。

後日彼は出来上がった婚約指輪を内緒でお店から受け取りサプライズで彼女に「パカーン」と箱を開け、その場でもう一度改めてプロポーズをしようとします。

待ち合わせの場所は六本木ヒルズの東京タワーが見える場所でした。

先に到着している彼女はまさか彼がオーダーしている婚約指輪をもっているとは夢にも思っていなかったのです。

そこに時間通り現れた彼。普段は手ぶらの彼が何故かその日は身体にしっかりフィットするボディーバックを身に着け両手で大事そうにそれを抱えて登場しました。

彼女は「あ・・持ってるな。。。」とすぐに気が付きましたが、一応質問してみます。

「今日はどうしてバック持っているの?しかもとても大事そうに。。何が入っているの?」と。

彼は、もうすでに婚約指輪をバックの中にもっていることがバレているなんて気が付きもしないので、とっさに渾身のウソをつきました。

「い印鑑だよ!」と。「印鑑??」すっかりロマンティックな展開は期待できないと感じたそうです。

今はすでに入籍も結婚式も終え新しい命も授かりました。

こんな不器用なお話を将来その子が大きくなった時、「お父さんはお母さんにどんなプロポーズをしたの?」と聞かれたら、「お父さんったらね。。。」と、きっと素敵な思い出としてお話しするのでしょうね。

そうです。婚約指輪は二人の物語の始まりなのです。

1.そもそも婚約指輪は必要なの?

多くの女性にとって婚約指輪は小さい頃からの憧れの指輪です。幼いころからプロポーズの際に大好きな人から必ず貰うことを夢見ていた一生に一度の指輪ではないでしょうか。

今でもプロポーズの際に男性が女性へ贈るのはダイヤモンドの婚約指輪が定番です。

ですが、最近は婚約指輪は購入しないと決めているカップルも増えてきています。

その理由は、普段使わないからからもったいない。婚約指輪に使うお金を新婚旅行や二人で始める新生活の足しにしたいなど、そのお金を他に使いたいと考える方が少なくないようです。

婚約指輪は必要か必要ではないかはお二人の考え方次第ではありますが、贈りそして贈られることをおすすめします。

これから何十年と夫婦で生活をしていく上で、どうしても結婚当初の気持ちを思い出す機会が減って来てしまいます。

そんな時、婚約指輪を見て、私の為に彼が高価な指輪を選んでプレゼントしてくれた感動を思い出したり、贈る男性にとっても彼女と幸せになろうと決意した時の記憶を思い出したりと婚約や結婚した当初を思い出すきっかけにもなるのです。

そして、その決意の表れが婚約指輪を贈り受け取るという事なのでしょう。

2.婚約指輪はサプライズ?それとも二人で選ぶ?

プロポーズを考えた時に色々と思い浮かべる中に婚約指輪の事も入っているのではないでしょうか。

そんな婚約指輪は、彼が選んでサプライズで彼女に贈る方法が以前から知られています。

最近は、婚約指輪を結婚後も結婚指輪と一緒に重ね着けをしたいと思っている女性が多く、中には自分で婚約指輪を選びたいと思っている女性も多くいます。

その場合は、男性が一人で婚約指輪の購入をするのではなく、結婚したいという思いを告げる為プロポーズには、先ずはお花などを贈る方法もあります。

その後にお二人で一緒に選びにジュエリー店やジュエリーのオーダーサロンに行くのもいいですね。

また、セミオーダーやリフォームジュエリー、オーダージュエリーのお店では、サプライズプロポーズを応援してくれる所もあります。

先ずはダイヤモンドだけを購入してシルバーなど安価な素材でダイヤモンド留めシンプルな指輪の制作を依頼します。

そしてプロポーズし、後日、その店を訪れ二人でデザインを決め正式に婚約指輪を作るというものです。

また、どうしてもプロポーズの際に自分で選んだ婚約指輪を渡したい方は、デートでアクセサリーショップなどへ行き事前に彼女の好みをリサーチしておきましょう。

そして、ジュエリーショップで店員の方に彼女の話をしたり、写真を見せ好みを伝えどのような婚約指輪がいいのか相談してみましょう。

多くの女性はプロポーズされる時に婚約指輪があっても無くても、大切な人の一生懸命な想いが伝わるのが1番嬉しいものです。

しかし、男性からプロポーズをされる時にダイヤモンドなどの婚約指輪があるとその想いが感じられることやその指輪の中に込めらているという点では指輪があると尚のこといいかもしれませんね。

もちろん、デザインを彼女の好みにしたい方はプロポーズの際には花束など何かプレゼントを用意しましょう。その後、幸せな気分のまま婚約指輪を選ぶのもお二人のいい思い出になりおすすめです。

3.婚約指輪はいつまで用意するの?

婚約指輪をいつまでに用意をするのかも結婚を考えた際に気になるところですね。

プロポーズの際に指輪を贈る方は、プロポーズ後に両家の顔合わせや結納などの披露する日にちを決めますので、まずはプロポーズをする日を決めましょう。

その2、3ヶ月前からインターネット等で調べたりジュエリーショップに行きお店選びをしましょう。

そして、プロポーズ後に彼女と一緒に選ぶ方は、顔合わせや結納の日にちを決め、その3、4ヵ月前からお二人でどのように婚約指輪を選ぶか決めましょう。

オーダーやセミオーダー、リフォームで婚約指輪をお作りする場合、お店によっては3ヵ月ほど納品に時間がかかるお店もあります。

また、既製品の婚約指輪でもサイズ直し、お二人の刻印を入れたりする場合2、3週間程、納品までに時間がかかってしまいます。

結納や顔合わせは、お二人のご家族のご都合により変更がある可能性もありますので、早めに用意しておくと安心出来ます。

お二人にとって一生に一度の大切な婚約指輪は、納得したものを選ぶ為にも余裕の持った行動をしましょう。

4.婚約指輪の平均購入価格はいくらくらいが相場なの?

婚約指輪の平均購入金額は、男性の皆様は気になるところではないでしょうか。

婚約指輪の購入金額は「お給料の3ヵ月分」と耳にしたことはありませんか?

お給料3ヶ月分と聞くと購入するのに勇気がいる人も少なくないですよね。

現在は、婚約指輪の予算はだいたい20万~50万と言われています。もちろん年齢、収入などにより予算金額は異なります。

20代の方ですと、10万円~20万円台の方も多いです。30代、40代になると50万円~それ以上の方も多くいます。

婚約指輪は、お二人にとって一生に一度の大切な指輪です。予算が高ければ当然ダイヤモンドの大きさや品質も良いものが購入できます。

ですが、無理をして高額の婚約指輪を購入する事はいい事ではありません。今のあなたや二人にとって無理のない少し背伸びをするくらいのご予算が良いのではないでしょうか。

5.手元に届くまでの期間はどれくらいかかるの?

婚約指輪を購入するかオーダーやリフォーム、セミオーダーで作るかによって手元に届くまでの期間は異なります。

まず、ジュエリーブランドショップで購入した場合は、内側にお二人のイニシャルや日付などの刻印を入れるか入れないかによっても変わります。

また、お店によっては、合うサイズがない場合お取り寄せになります。

ですから、ジュエリーショップで購入する場合も3週間以上は余裕をもって訪れる事をおすすめします。

次に、お母様やお義母様などから譲り受けた指輪をリフォームし婚約指輪を作る方や一からオーダーメイドで婚約指輪を作りたい方は、ご使用の2ヶ月前にデザインを決め作りを始める事をおすすめします。

また、お店によっては、2ヶ月以上かかる場合もあります。お披露目の日が決まっている方は、お店の担当の方に使う日を伝えておくといいでしょう。

6.ジュエリーに詳しくないときはどうしたらいいの?

婚約指輪が必要になって初めてジュエリーについてインターネット等で調べる方も多いはずです。

選んだお店に勇気を振り絞って行ったけれどどれも同じに見えてしまい分からなくなり改めて調べ直したりと慣れない事で戸惑ってしまうでしょう。

どのように選んだらいいか分からない時は、ジュエリーショップの店員さんに聞くことです。

店員さんに相談したら強引に買わされてしまうのではないかなど不安に思うかもしれませんが現在は、強引に販売してくるお店は少ないと思います。

ジュエリーに関して疑問に思った事は店員さんに聞いてみましょう。

もし、強引な接客を受けたり受けそうで困った場合は、もう行かなければいいと思い断りましょう。

婚約指輪という一生に一度の大切な指輪を購入します。購入した後のメンテナンスもお願いする所なので、購入後もジュエリーや婚約指輪のメンテナンスなどの相談を気兼ねなく出来、そして的確なアドバイスをしてくれるお店にしましょう。

7.必ずダイヤじゃなきゃだめなの?

婚約指輪と聞くとダイヤモンドのイメージがあります。そして、実際にダイヤモンドの指輪を贈る方が多いです。

けれど婚約指輪は必ずダイヤモンドでないといけない事はありません。

イギリスのキャサリン妃の婚約指輪は、ダイアナ妃から受け継がれたサファイアの婚約指輪です。

このように必ずダイヤモンドを贈らないといけない事はありません。

婚約指輪や結婚指輪は、大切で長く続くものです。なので、指輪の地金の素材は、プラチナや金といった変わらない素材がおすすめです。

8.婚約指輪の選び方で後悔しないためのアドバイス

婚約指輪を選ぶにあたって後悔しないためには、まずは、いつまでに婚約指輪が手元にあるようにするのかを明確にする事です。そして、早めに準備する事が大切です。

プロポーズと同時に指輪を渡す場合は、彼女の指輪のサイズをデートの時や友達を通じて調べましょう。

また、彼女の好みをさりげなくリサーチする事も大切です。

何故なら、普段はシンプルな物が好みな人が婚約指輪は可愛いデザインや華やかなデザインが好みの方もいます。

そして、その逆で普段は華やかだけれども婚約指輪はシンプルな物が好みの方もいます。

ですから、事前に好みをリサーチしておく事が大切です。

そして、彼女と一緒に選ぶ場合も彼女の好みをある程度リサーチしておく事は大切です。

何故なら、高額な指輪を彼に購入してもらうのです。華やかなデザインが好みでも遠慮をしてしまう人もいます。

そんな時、彼女の好みを分かっていたら彼女の本当の気持ちを汲み取る事が出来ます。

婚約指輪は、お二人にとって大切な指輪です。彼女の最高の喜ぶ顔が見れた時に幸せを感じられます。

その為にも、一緒にお店に行く場合もある程度好みをリサーチしておく事は大切です。

そして、一緒に選びに行く時に出来ることは、彼女が指輪を着けた時に似合っているかどうかの、着けた時の印象をお二人で確認することが出来るのもいいですね。


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