指輪の流行りのデザインは文字通りその年の流行を取り入れたものですよね。
ファッションに合わせてコーディネートが楽しめます。
最近ではファッション雑誌でもお洋服や、小物に合わせた指輪やネックレスのコーディネートを数多く紹介しています。
ここでは流行に左右されない指輪の不動の人気デザインをお教え致します。
永遠の憧れのデザインを知ってみんなの憧れの的になろう!
この記事でわかること
1.指輪の人気デザインと選び方
1-1【パヴェリング】
石畳のように石がたくさん並んでいる豪華なリングです。
小さなダイヤモンドのメレダイヤをあしらった指輪は皆様も一度は見かけているのではないでしょうか。
実は、ダイヤ以外の色石をあしらった指輪もあるんですよ。
ポンテヴェキオなどは色石のあしらった指輪が人気が高いです。
ダイヤモンドがあしらっているパヴェの指輪はダイヤモンドのカットにこだわっているラザールダイヤモンドの指輪も素敵ですね。
ブルガリのB-zero1のパヴェリングやカルティエのパヴェのラブリングなどは存在感があります。
《パヴェリングの特徴・選ぶポイント・注意点》
パヴェリングはボリュームがなくても豪華に見える指輪です。
ただ、一見豪華に見える指輪でも実はもろさも兼ね備えています。
小さな石やダイヤモンドを「敷き詰める」わけですから指輪本体にそもそも沢山の穴が開いているのです。
プラチナやK18などの地金の厚みがあまりないもの購入すると使用している間にゆがみが生じ石が外れる原因にもなります。
また、パヴェリングは石を留める前の穴を開ける工程でズレが生じると小さな石やダイヤモンドが綺麗に留まりません。
大量生産された指輪などは指輪本体の厚みも薄く穴も正確に開いておらず石の大きさもまちまちで綺麗に留まっている指輪は稀です。
パヴェリングを選ぶポイントは先ずじっくりと自分の目で見てみましょう。
お店には必ず拡大鏡やルーペをおいていますので借りてでも見るようにして下さい。
これは実は名のあるブランドであってもそうでなくても同じです。
《チェックするポイントは?》
- 石と石の間が極端に狭くてぶつかりあっていないか。
- 石と石の間が離れてたり狭かったりせず規則正しい並びをしているか。
- 石一つ一つにちゃんと爪がかかっていて留まっているか。
- 指輪が見た目のボリュームの割に軽すぎないか。
- サイズ直しはプラスマイナス何番まで可能なのか。
- 石が外れた時のメンテナンスはどうなるのか。有償か無償か。
パヴェリングは石やダイヤモンドの数以上に爪の数があるので引っかかりも気になります。
お店にあるジュエリーを磨く布(クロス)で表面を拭いてみて下さい。
布(クロス)に引っかかりがあるようならお洋服やバックなども傷つけます。
ダイヤモンドの品質よりも先ずは作りの部分をチェックしましょう。
1-2【エタニティリング】
エタニティリングは多くの女性に人気のある指輪の一つです。
結婚記念日やお子さんが産まれた記念にプレゼントにおすすめです。
ご主人様から奥様へ永遠に変わらない気持ちを込めて贈られる人気の指輪です。
エタニティリングにはフルエタニティとハーフエタニティとあります。
どちらがいいか迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか。
エタニティリングは多くのブランドでも取り扱っている人気の指輪です。
世界5大ハイジュエラーの
「ハリーウィンストン」
「ティファニー」
「カルティエ」
「ブルガリ」
「ヴァンクリーフアンドアーペル」
の指輪ですとお石の大きさも大きく、それぞれとても華やかで豪華です。
また、
「アーカー」
「ケイウノ」
「アイプリモ」
「アガット」
などでダイヤモンドが小さくカジュアルなエタニティリングはエタニティリングを初めて購入する方に向いていますので、重ね付けとしてお選びしていただいてもいいかもしれませんね。
1-2-1《フルエタニティ》
フルエタニティリングとは同じサイズの石、同じサイズのカットの石が途切れなく全周並んでいる指輪のこと。
特にダイヤモンドが人気です。
ただし、サイズ直しが難しかったり、手のひら側にダイヤモンドが来るためバックの持ち手があたったり洋服を傷つけたりと気になる方もいらしゃるかもしれません。
それでも絶大な人気の理由は指のまわりをぐるりと一周贅沢にダイヤモンドが取り巻くことです。
豪華で華やかなフルエタニティリングはラウンドだけではなくエメラルドカットやハートシェイプのダイヤモンドで出来ているものもあります。
1-2-2《ハーフエタニティ》
その名前の通りダイヤモンドが指輪の半分程度セットされている指輪です。
こちらもフルエタニティ同様人気が高い指輪です。
最近では結婚指輪として購入する方も増えてきました。
ハーフエタニティリングのいいところ1つとしてフルエタニティリングよりもサイズ直しが出来る可能性が高いことです。
着けている間にダイヤが手のひら側にきてしまうことを気にされる方も少なくありません。
《エタニティリングの特徴・選ぶポイント・注意点》
選ぶポイントはパヴェリング同様、先ずじっくりと自分の目で見てみましょう。
お店には必ず拡大鏡やルーペをおいていますのでやはり借りてでも見るようにして下さい。
これも名のあるブランドであってもそうでなくても同じです。
《チェックするポイントは?》
- 石の大きさが均一であるか。
- 石一つ一つにちゃんと爪がかかっていて留まっているか。
- サイズ直しはプラスマイナス何番まで可能なのか。
- 石が外れた時のメンテナンスはどうなるのか。有償か無償か。
パヴェリング同様、引っかかりも気になりますのでしっかり自分の目でチェックしましょう。
結婚指輪として購入する時は強度がかなり気になります。
また、フルエタニティリングは結婚指輪にはあまり向いていません。
婚約指輪と重ね付けを検討している方は必ず指輪全体にしっかり厚みがあるかチェックしましょう。
特に重ねた時は2本がぶつかりあうことになります。
石がむき出しのエタニティリングの場合、婚約指輪にあたって石やダイヤモンドが外れたり欠けたりします。
石がむき出しのエタニティリングの場合はできるだけ単独でつけることをおすすめします。
2.指輪のデザインに関する豆知識
実は指輪にはつける指やデザインによって様々なお話があるのです。
2-1【ピンキーリング】女性に人気のピンキーリングについて
ピンキー(pinky)とは英語で小指ということから小指につける指輪の事をピンキーリングといいいます。
なぜ女性に人気があるかと言うと
『つける事によって幸せが逃げない』
『恋愛運アップ』
などの願いを込めて身につけることでお守り的な要素がふくまれているから。
右手と左手では意味が違うんですよ。
右手の小指は幸運を呼び込むといわれて、
『現状より良くなりたい』
『幸せになりたい』
と思っている人におすすめ。
自己主張や表現力を豊かにすると言われてますのでご自身の魅力を相手にアピールしたい時にもおすすめです。
次に左手は、
『恋人と仲良く過ごしたい時』
『願いを叶えチャンスを掴みたい時』
に左手の小指に付けると変化を呼び込むと言われています。
左手の小指にピンキーリングを付けることで右から入ってきた幸せを逃さないともいわれています。
2-2【ポージングリング】
ポージーとは詩や短い文、ご自身のテーマなどを意味する言葉です。
13世紀、ヨーロッパに『愛は全てに打ち勝つ』と指輪に刻んで贈った人がいたと言われてます。
その後14世紀から18世紀にかけてイギリスを中心とするヨーロッパで表と裏に愛の言葉を刻み贈る事が人気があり流行りました。
今の時代は離れていても相手の存在を確認する手段は沢山ありますが、当時はポージーリングを見つめて相手を想っていたのでしょうか。
シンプルな指輪の表面に愛の言葉を刻印してお互いに贈りあうなんてなんだかロマンチックで素敵ですね。
2-3【ギメルリング】
16世紀から17世紀に中世のヨーロッパで『離れることのない二人』や『命の結合』を結婚指輪に込め身につけられ始めたと言われています。
輪が絡み合い連なり重ね合わせることで1つになるリングです。
重なっているのでよく見ないと2本(又は3本)に見えないのもギメルリングの特徴の1つです。
愛する人を一人にしない、離れていても心は一つ。。
これもまたロマンティック。
2-4【リガードリング】
19世紀に人気があった色石の指輪『REGARD(敬愛する)Ring』です。
愛の言葉REGARDの頭文字の宝石を並べていました。
『R』がルビー
『E』がエメラルド
『G』がガーネット
『A』がアメシスト
『R』がルビー
『D』がダイヤモンド
がセットされた指輪が流行していました。
また、カップルの二人だけに分かる言葉の頭文字を宝石に変え楽しんだりしていました。
このようなメッセージのあるリングは『メッセージ リング(message ring)』とも言います。
現代ではなかなか取り扱いのあるお店は少ないですがお互いの誕生石や家族の誕生石などを並べてオーダーで作ってみるのも素敵ですね。