初めての場所に行くときに何を着て行って良いのかを気にするということは自分が「大人」になったということです。
昭和の時代あらたまった場所に行くとき、子供の頃は親に言われた服装で、中学高校の頃は必ず制服を着てでかけたものでした。
平成の子供たちは服装に自分の意見が通っているのか好みの服を着ているかもしれません。
そんな平成の子供たちも結婚する年ごろを迎えた人は沢山います。
結婚指輪を見るために気軽にハイブランドに入ってみたものの
「自分が浮いていないか」
と、突然気になったりするものです。
宝石店はまさに『大人』が入る場所。
若い自分たちは大人の中ではまだ子供で周りの大人が巨大に見えたりもします。
「婚約指輪や結婚指輪を下見に行く時の服装が分からない。。。」
と、下見に行くことをずっと先延ばしにしている人も少なくありません。
そこで『TPO』というファッション用語が思い浮かびます。
その時、その場所には、その場合には、どんな服装が相応しいのか大人である以上知る必要があります。
この記事でわかること
1.結婚指輪の下見のときの服装について
一般的に宝石店というと
- デパート
- 宝石専門店
- オーダーやリフォームジュエリーの専門店
- 有名なハイブランドのお店
など高級なイメージがありますよね。
「そういうお店にはどんな服装で行けばいいのかしら?」
と考えてしまうことはありませんか?
カジュアルなショッピングモールの中にある宝石店なら。。。
高級デパートの中にあるハイブランドの路面のジュエリーショップなら。。。
「どんな服装で行けばいいのかしら?」
「NGな服装があるのかしら?」
考える人は多いのではないでしょうか。
では、相応しい服装とはどのようなものなのでしょう?
「ジュエリーという高価な商品を売っている場所だけに入りにくく気後れしてしまう」
「考えてコーディネートした着て行くはずの洋服もお店の雰囲気に合わない服装かしら」
「その装いでお店の人に軽く見られて接客態度を変えられないかしら」
悩んだり、心配する人もいるかもしれません。
そんな風に気を遣ったり、居心地の悪い思いをしながらでは大切な結婚指輪を選ぶことに集中できず困ってしまいますよね。
そこで、気持ちよく結婚指輪選びを楽しみながら購入するための下見に行くときはどのようなの服装が良いのかお伝えします。
1-1【結婚指輪の下見のときの女性の服装】
あまりにカジュアルすぎる服装でなければそれ以上は特に気にしなくても大丈夫です。
ワンピースやアンサンブルのスカート、もしくはパンツなど。
ある程度フォーマルな印象の服装を選べば心配ないでしょう。
色や形などは特に気にしなくても大丈夫です。
彼の両親や家族に挨拶に行くような清潔感のある装いを心がけておけば問題ありません。
カジュアルすぎる服装とは具体的に
- ビーチサンダルにTシャツや半パン
- ジャージに素足にスニーカー
普段の日常で着ている服装や仕事の通勤で着ているような普段着や通勤着でOKなのです。
最近ではハイブランドのジュエリーショップでもデニムやスニーカーなどのカジュアルなテイストの服装のお客様も見かけます。
普段着でも浮いてしまうといったことを心配しなくても大丈夫なのです。
1-2【結婚指輪の下見のときの男性の服装】
基本的に女性の服装の場合と同じです。
あまりカジュアルすぎる服装でなければこちらも特に気にしなくてよいでしょう。
- ビーチサンダルにTシャツ、半パン
などでなければ普段の日常や仕事の通勤などで着ている普段着で大丈夫です。
シンプルなシャツの上にジャッケットを羽織るだけでも十分大丈夫です。
しばしば見受けられる例として
『2人で来店するときに女性の服装はキチンとしている。けれど男性がカジュアルすぎる服装』
ということがあるようです。
この場合、あまりに男性の服装がカジュアルすぎると
- 男性が居心地の悪い思いをしてしまう
- 結婚指輪を選ぶこと以外に余計な神経を使ってしまい集中できない
などがあるかもしれません。
1-2-1《2人の大事な人生のイベントを楽しいものにするためにアドバイス》
普段あまり服装に関心がない方も、ある程度フォーマルな服装を意識することを心がけて選んでみてください。
ある程度のフォーマルといってもスーツでなくてよいのです。
服装にあまり興味がなく着るものには構わないというような人もいるかもしれませんね。
もし、パートナーがそのような場合、2人で下見に出かける時には相手がさりげなくチェックしてもいいかもしれませんね。
結婚指輪の下見に行くときの楽しみの一つとなり、そして、のちのち良い思い出になれば最高ですね。
2.服装で接客態度が変わるお店は要注意
一流の宝石店では
- お客様の服装によって接客態度を変える
- お客様の服装がお店の雰囲気にそぐわないからといって感じの悪い接客をする
などは基本的にはありません。
しかし、海外の高級店に比べて日本ではあまり見られないことですが実際には
- お客様の服装を見て接客の態度が変わる
のは少なからずあるのは事実です。
「どうせ買わないでしょう。」
といった態度が自分達に伝わるような場合は長いおつきあいの中で不快な思いをしてしまうこともあるかもしれません。
結婚指輪は結婚してからずっと身につけるものです。
アフターケアを受けるなどの際に度々相談に訪れることもあるかもしれません。
購入店とのお付き合いは長くなると考えた方が良いといえます。
結婚指輪は値段も安くはありません。
後悔しないためにも服装を見て接客態度を変える店は避けた方が良いでしょう。
3.結婚指輪の下見に行くときの服装まとめ
人生の大事な節目に購入する結婚指輪を選ぶための下見。
気持ちよく指輪を選ぶために、楽しい思い出にするために、
- 女性、男性共にカジュアルすぎる服装は避ける。
例)ビーチサンダル、Tシャツ、半パン - カジュアル過ぎなければ特に気にしなくてもよい。
- 女性ならワンピース、アンサンブルのスカートやパンツ
- 男性ならシンプルなシャツにジャケットを羽織る
など、ある程度フォーマルな服装で行くとよいでしょう。
一流のお店ではお客様の服装で接客態度を変える事はしないはず。
- 服装を見て接客態度を変える店はあまりよくない
結婚指輪を下見するために来店する際に服装に心を留める事は実はお店のためだけにすることではなく
- 自分達が気持ちよく接客を受けるためには必要なこと
でもあるのです。
宝石店では高価な商品を扱っているために店内の内装などのイメージも高級感溢れる作りであることが一般的です。
ハイブランドのジュエリーショップになるとそれは尚更です。
- 高級なイメージの雰囲気の中で大切な結婚指輪を選ぶ時に居心地の悪い思いをしないように。
- 余計な事に気をとられずて集中して指輪を選べるように。
といった、お客様が自分のためにする事なのです。
お店側はお客様にホスピタリティを提供し、お客側はお店のドレスコードに合わせていくことは大人同士の暗黙のルールです。
「自分が気持ちよく結婚指輪を選ぶために服装に心を留めてみる」という視点で見て行くとまた違った気持ちで考えられるかもしれません。